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連載コラム

天才鬼才インタビュー
カントクたちがAVを撮る理由

第64回 イタカ・スミスリンパウダー(後編)
「坂道を流れるお漏らしの魅力」

前編はこちら→「撮影現場で毛ジラミが発覚」

監督

痴●、野外露出、媚薬にこだわり抜くAVメーカー、ナチュラルハイ。この過激路線を牽引するイタカ・スミスリンパウダー監督の、創作の源泉はどこにあるのか? 構成作家だけでなく、デザイン部や広報まで含めた全員野球での作品づくりを、イタカ監督は誇らしく語った。

──DVDに同封されているアンケートハガキは、どの程度視聴者から送り返されてくるんですか?

「かなりの数が来ますね。ハガキじゃ書ききれないから、封書で細かいこだわりをびっしり書いて送ってくる人もいます。『茶髪はダメ、制服は黒髪に限る』とか『全員ツインテールで』とか、『必ず脇の下を見せてほしい』とか」

──ユーザーの年齢層は?

「40代が一番多いですね。次が50代。20代のお客さんもかなりいます」

──ナチュラルハイ作品はここが他社よりいいんだぞ、というアピールみたいなのをお願いします。

「まあ、ウチはどの監督もこだわって撮ってるんで、絶対にクオリティが高いと思ってます」

──そこでしょうね。女子●生がプラットホームに立っている所から丁寧に撮っている痴●物ってナチュラルハイ作品ぐらいですからね。

「そこらへんは基本だと思うんで必ず撮りますね。通学路を歩いてるシーンがあるのがいいというお客さんも多いんで」

──通学鞄を持ってる手元のアップや、ポニーテールのうなじにズームしたり、フェチ的なアプローチもいいですよね。

「ひとくちに女子●生といっても、いろんなフェチの人がいますからね」

──女子●生の痴●物に関して、イタカ監督がまず絶対に撮る、こだわりのショットというのは?

「パンチラですね」

──あ、これはテッパンですね。ローアングルでとらえるスカートの中のパンティ。

「必ず撮ります。ただそれも、混雑感があってこそ。電車やバスの痴●物でいちばんこだわるのは混雑感ですね」

──たしかに、ラッシュアワーの混んだ電車内で、身動きできなくて困ってる女の子の顔ありきですよね、痴●物のリアリティは。

「混雑した電車内で女の子の顔をとらえるのって意外と難しいんですよね」

──あー、なるほど。イタカ監督がこだわって撮るお漏らしですが、電車やバスの中は床が平らだけど、野外の場合、イタカ監督は坂道を使いますよね。あれがいいですよね。

「そうですそうです。坂道だとお漏らしが流れてきますからね。階段でするのも、流れてきていいです。それと、お漏らしの湯気がいいですね。間違いなく本物だとわかる」

──ああ、リアルですね。

「現場では湯気を見落としていたんですが、編集してるときに湯気のよさに気づいたんですよ。冬場だと特に湯気が立っていいですね。そのときは、もっと湯気に寄って撮ったらよかったなって思いました」

──あと、パンティ穿いたままの失禁、脱いだあとの失禁、両方を見せてくれるのが嬉しいです。

「本当はパンティやパンストを穿いたままのお漏らしが好きなんですけど、両方見せたほうがいいのかなと思って。パンツ穿いてない状態のを正面から撮ると、どう見ても本物だとわかってもらえるんで。もともと1人が何回も出してくれるのが好きなんですけどね」

──制服のままSEXした後、全裸にしちゃってSEXするのもバリエーション豊富に見せるという意図で?

「そうですね」

──台本は監督自身が書くんですか?

「ナチュラルハイの社員には、構成作家が2人いるんです。まず僕がやりたいことを伝えて、共同作業で台本を仕上げるという形ですね。今月スカパー!アダルトで放送してもらえるこの『「バイブを固定されたまま・・・」抜き取れず、連れ回され、白濁汁を垂らして即イキする敏感娘』(レッドチェリー)にしても、固定バイブをまずやりたいって僕が伝えて、そこからのバリエーションを一緒に考えて作ったんです」

──ユーザーが「こういうのを見たい」と送ってきたアイデアを採用することは?

「ありますよ。僕の監督作品じゃないですけど『手錠の鍵はマ●コの中』シリーズ」

──手錠で拘束されている女性が、第三者の男に「手錠の鍵はおま●この中にあるんです、お願い、外して」とお願いして、やがてSEXに発展するというやつですね。

「はい。これはお客さんのアイデアを元に始まって、ウチの作家が毎回ネタを考えるんです」

──お客さん、作家、そして監督たちという布陣だからバラエティに富んだ新シリーズが次々と出るのも納得です。

「企画会議もやります。監督全員と作家とADが集まってアイデアを出し合ったり。あと、パッケージのデザイン部とか広報が考えたアイデアが採用されることがあります」

──あらためて、社員監督は現在何人?

「7人ですね。ナチュラルハイにはプロデューサーがいないんで、監督が自分でアイデアを出して作家と作っていくんです。みんなそれぞれ看板シリーズを持ってます」

──老舗であり層の厚い布陣だから丁寧に作り込んだAVを作れるんだとわかりました。イタカさんは監督でもあり社長でもあるわけだから、撮りたいと思う物があっても、商売面の見込みも考えなくちゃいけない立場ですよね。

「予算の問題は大きいですね。監督たちに、このシリーズならお金かけてもいいから、ほかのやつは抑えてね、と指示することはよくあります。毎月、誰かしらの監督のシリーズをクローズアップして販売の目玉にするんで、それに関しては制作費をアップさせます。たとえば、あるシリーズが10作目を迎えたら、女の子の数を増やして2枚組の大作にするとか」

──ああ、そういうシステムですか。

「どのシリーズ物もそうやって順番に大作を出してますね」

──ですが、そうした目玉作品ではない通常のAVですら、ナチュラルハイの場合は2日撮りですよね。

「2日ですね。最高4日撮りのものもあります」

──他のメーカーだと1日撮り作品なんてザラですよ。ナチュ作品はそもそものベースの制作費が高いってことですよね。何本売れれば採算ラインをクリアするんですか?

「2千本ですね。それもなかなか行かないですけどね」

──昔のナチュラルハイは、1万本以上売れる作品がザラでしたが、だいぶ変わったんですね。歴代で最高に売れた作品というとなんですか?

「僕が撮ってる『図書館で声も出せず糸引くほど愛液が溢れ出す敏感娘』シリーズですね」

──清楚な女子●生たちから図書館司書のお姉さんまで、声を出したらバレるので痴●のいいなりになってみんなヤられてしまうという話ですね。

「そうです。タイトルに『痴●』と打ってない痴●物で、2万本を越えたものが2作ありますね。4月にこれの20本目が出るんですが、シリーズ累計(セールス)20万本記念なんです」

──すごいですね。僕も何作品か見てますけど、可愛いコが必ず出ていて、痴●物のいろんな醍醐味を図書館というスリリングな状況であじわえる。この作品コンセプトはどういう経緯で誕生したんですか?

「まず、男の指に愛液の糸が長く引く画を撮ろうというところから入ったんです。それにはどういう状況がいいかなと考えました。その次に女の子が恥ずかしくて声を出せない状況を考えて、そういえば図書館ってまだ撮ってないね、って僕が思いついたところから、このシリーズが始まったんです」

──その糸引く愛液というのはどこから出てきたんですか?

「自分の経験です。相手の女の子の愛液の糸引きに興奮したんです。いつだったか、座ってる女の子の愛液を指で引き上げたら、女の子の顔のあたりまで糸が綺麗に引いたんですよ。これに興奮して、AVで撮りたいと思ったのが発端ですね」

──たしかに、愛液の糸を必ず引かせてますね、このシリーズ。愛液の糸に興奮しない男はいないですからね。俺に触れられて濡らしてるんだ!? って。

「ですよね。だけど愛液の糸だけじゃ作品として売れないよね、と考えて、感じているけど声を出せないという場所を考えて、図書館が出てきたんです」

──とても聞きごたえのある誕生秘話でした。逆に過去、お金をかけたのにビックリするくらいコケちゃったという作品はあるんですか?

「ありますあります。2008年の『ナチュラルハイ夏スペシャル 大爆破びっくり仰天映像』。中古車を買って、崖から落としたりもしたのにまったく売れなかったですね」

──これ見ました! 松野ゆいが出てたやつだ。

「そうです。拘束された女の子の前でドッキリを仕掛けてみようって思いつきから始まった作品でした。大爆発が起きて火の手が上がり、スタントマンの男が全身火だるまになって現れるという」

──嘘の事故を起こして、女の子をビビらせて泣かしちゃうというやつですね。売れなかったんですか?

「はい。お金もかけたし、撮影も大変だったし、消防署に許可も取って撮影したんですけどコケました」

──今後も、見ているわれわれも痴●風俗の客気分に浸れる作品群を期待しています。ナラュラルハイは2014年に創立15周年を迎えました。今後、20周年に向けてひとことお願いします。

「20周年を迎えるまで頑張るというしかないです。僕は今も現場が好きで、撮影が好きなので撮り続けたいと思ってます。同時に、若手にもっとチャンスを与えていくので、育ってほしいと思ってます。ADの中にも楽しみな人材がいるので、お客さんたちには、20周年に向けて期待しつつ、見守っていただけたらと思います」


Profile
イタカ・スミスリンパウダー

1974年千葉県生まれ。中学卒業後はパチンコ漬けの生活を続けていたが、1999年、ばば★ザ★ばびぃの誘いでマジック・ミラー号シリーズに参加。2000年、ナチュラルハイに入社。2001年『青空ぶっかけサークル 笠木忍』で監督デビューを果たす。2003年『これが噂の痙攣薬漬け水着モデル』で、媚薬物ジャンルのパイオニアとなる。


文・沢木毅彦
さわき・たけひこ 1961年生まれ。フリーライター。AV草創期よりAV専門誌にレビュー、取材記事を寄稿。月刊誌、週刊誌、WEBで細々と執筆中。香港映画と香港街歩きマニア。ビールは香港の海鮮屋台で飲むサンミゲル(生力)とブルーガール(藍妹)が最好。
twitter:@berugiisan


放送情報
今月のイタカ・スミスリンパウダー監督作品はこちら


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